達と岐路を分かち、クロスが江戸をめざして旅を続けている時のこと。
伯爵と遭遇した。
つくり物の様な外見。
紳士の身なりをした男。
「クロス・マリアン元帥。我輩と手を組みませン♡?」
「寝言は寝て言え。俺は神父だ」
「残念でス。アナタ程の力がある人間が居たら教団なんて一捻りナノに♡考え直しませんカ?」
「俺をそっち側に引き入れたいんなら、・以上の女を連れてくるんだな」
クロスは小馬鹿にしたように言い放つ。
「そんな女、この世に存在するとは思えんが?」
クロスは自信にあふれた顔で。